朝です。7:30、パパにお願いしてた受診にいきます。パパの職場がカアクぺに近いのでその近くで医療機関を探します。健康管理員さんにはコロナとデング熱の検査を受けるように言われていますので、昨日の夜からメッセージでそれらが受けられるところを聞いてみます。送られてきところは評判も良くて綺麗なところ。いいねと思って健康管理員さんにここ行きますと言いますが、そこは検査場ですよとツッコミが入りました。なんと。
パラグアイの医療機関について説明します。大きく分けて三つの種類があります。
①私の勤務地である家族保健ユニットを含む厚生省が率いる公立病院。医療費は無料ですが混んでたり物資不足が深刻。来ても物資がないので一度病院の外の薬局に補液、針、シリンジ、薬剤などの医療資材を買って病院に戻るということが常識みたい。救急車で来てもそう。でも受診・処方箋は無料。
②IPS病院という公務員などの保険制度の病院。雇用主が入れてくれる保険みたいでそれに入ってたら医療費はかからないとのこと。IPS被保険者しかいけない。
③私立の病院。個人が開業している病院や、クリニック。それぞれで受診料は違うらしい。私はここに行かないといけない。
検査場やないかいツッコミを運転中のパパにするとハハハと楽しそうに笑っている。諦めず、検査場に行き、医者が本当にいないのか、診察受けられないのかを聞きに行くパパ。ダメだったので適当に見つけた③私立のクリニックに入る。めっちゃ綺麗。
受診のながれについて説明します。受診の時、私は三つに行かなければいけませんでした。①医師の問診を受けるための病院やクリニック②採血などをする検査所③薬局です。病院やクリニックの中に検査室を構えているところもあるけどあんまりないと聞きました。
①風邪だから問診してというとOKしてもらえて、値段を言われたので今払うのかなと思い先払い。他の患者さんは二人だけど受け付けとおしゃべりしてる。すぐに笑顔の爽やかな青年に一畳くらいの密室に連れて行かれて血圧、体重を測られる。メモ書をどっか持ってく。メモのいく先と同じ部屋に案内される。診察室は二つあって二人とも女性医師。もう一人は暇そうにスマホいじってた。いろいろ症状伝えて、このなとデングの検査受けたいという。喉の奥見て、わぁ腫れてるね!的なことを言っていた。お話ししながらスラスラと紙に書いて行くが気がついたら処方箋だった。ところどころ読めなかったから聞いていたら、追加で二枚書いてくれた。そして一枚は用法用量付きで下にコメントが水飲んでね、ご飯食べてね、休んでね的な感じで簡潔明瞭でした。もう一枚この検査を受けましょうみたいな紙ももらって、この紙を持って薬局、この紙を持って検査場に行くんだよと言われた。検査の前に薬決まっちゃってるけどいいのかなと思いながら診察を終えた。検査結果でたらまた戻ってきてお金なく診察うけられるよって感じだった。情報量としんどい中での自分の理解が不安だったので健康管理員さんと電話口で話してもらって安心した。心強すぎた。
診察料 60.000Gs(¥1200)
②検査所に行って紙を出すとできるよ!言われてコロナだけじゃなくてインフルとかも入ったやつすすめられてじゃあそれで!と。デングも2択だったがよくわからずお願いした。マイナンバー的なのを持っていないので電話番号を聞かれた。検査結果出るまで1時間と言われ日本感覚で待つ気まんまんだったが連れてきてくれたパパがアディオスするので慌てて出て行く。
検査代 340.000Gs (¥6800)
③薬局行っていいっていわれたので行く。アセトアミノフェン、抗生剤、抗炎症剤を買う。アセトアミノフェンは日本では1錠200mgで大人なら1回2錠が主流だがここではなんと1錠1000mgがデフォルト。なんてこった。言えば小さいの出してくれたので500mgを貰います。そしてしんどそうだからと、お家に返されます。
薬代 178.200Gs( ¥3564)
合計 578.200Gs (¥11564)
なんか私のまちはカード使えないところいっぱいあるんだよね、現金がたくさんこんな感じで飛んでいくので大変でした。

お家に帰って休んでいるけど1時間経っても何も起きないので、パパに相談するとWhatsApp(日本でいうLINE)で連絡してみろと。Google検索で電話番号を探し、WhatsApp入力するとアカウントが出てきたので検査結果出ましたかと聞く。PDFが送られてきて、結果は…

みんな陰性でした!!!!!いぇーい!!!!!!パパに送ると、ビール飲もうって冗談が来ました。そういや、あれ?診察、いらない…?と思いながら、またGoogle検索で行ったクリニックを検索して番号をいれると…WhatsAppアカウントが出てきました。さっき受診したものですが…というとすぐに返信が、よかったね、療養期間なども教えてくれました。しかもこの間、カウンターパートの先生は私にWhatsAppで処方箋を送ってきていました。WhatsAppの利便性を実感します。病院って時間かかるイメージでしたが、本当に待ち時間については、こうしなきゃいけないという常識を捨ててシステムを駆使したら便利になるかも、と感じました。
あとは、現金たくさん備えておこう、そんなパラグアイでの受診でした。